屋上サッカー場の完成イメージ |
千葉県船橋市は、高瀬下水処理場の水処理施設の屋上(面積2万3000平方メートル)にサッカー場を整備する。管理棟や芝生広場も備える。7月上旬の着工、16年7月末の完成を目指す。事業費は11億6000万円。コンサルタント業務は日水コン、設計は市が担当。施工者には東急建設・京葉都市開発JVが内定しており、6月の定例市議会で承認を得て、正式に契約を結ぶ。
整備するサッカー場は、スポーツ用高耐久人工芝仕様の公式サッカー場(105メートル×68メートル)1面が確保できる広さで、分割して少年サッカー場(80メートル×50メートル)2面としても利用が可能。サッカー以外のスポーツも行える運動広場とする。日よけのあるベンチ約500席を設置するほか、夜間利用を視野に入れた照明設備の整備も検討している。
管理棟の建物の規模は、S造平屋199平方メートル。管理人室や会議室、トイレや更衣室、シャワールームを完備する。省エネや環境負荷低減に配慮し、照明器具にはLEDを採用し、南側の屋根には太陽光発電システム(8キロワット)を設置する。市は、市内のサッカー競技人口が増加傾向にあることを踏まえ、今回整備する施設を市内のサッカーの拠点施設として活用する方針だ。
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