日本スポーツ振興センター(JSC)が「国立代々木競技場耐震改修工事」の一般競争入札(WTO対象)を6月中に公告するとの見通しを明らかにした。第2四半期(7~9月)の入札を予定している。
1964年開催の東京五輪のため建設された代々木競技場(東京都渋谷区神南2の1の1)は、第一体育館(RC一部S造地下2階地上2階建て延べ3万4991平方メートル、付属棟含む)、第二体育館(RC一部S造地下1階地上1階建て延べ6947平方メートル)など複数の競技施設で構成している。
2020年東京五輪でハンドボールなどの競技会場として使用するため、第1体育館と付属棟(延べ約6500平方メートル)、第2体育館を耐震改修する。工期は約22カ月。工事費は120億円を見込む。耐震改修の基本・実施設計は丹下都市建築設計・久米設計JVが担当した。
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