日刊建設工業新聞と包括的協力関係にあるベトナム建設省の機関紙「セイ・ズン」紙のグエン・アイン・ズン編集長ら幹部が3日、東京・霞が関の国土交通省を表敬訪問し、毛利信二国土交通審議官と会談した。
ズン編集長は、ベトナムのインフラ整備に対して日本が大きな貢献を果たしていることに感謝の意を表明。建設技術や人材教育、環境負荷の低い建設資材などに関心があると話したほか、観光インフラを整備する際の日本側の協力に大きな期待を寄せた。
毛利国交審議官は、建設業の若年従事者の減少とその対策に触れながら、「ベトナムから多くの方が日本の建設現場の仕事に従事しており、感謝している。彼らは皆一生懸命で、評判も良い」と述べた。さらに、「日本では、外国人技能者の養成など質の高いインフラの海外展開に取り組んでいる。インフラ投資の機会を頂いていることに感謝しているし、この取り組みをもっと広げたいと考えている」と協力関係の一層の強化を呼び掛けた。
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