神戸市が神戸開港150年を記念し建設していた「神戸港福利厚生施設神戸ポートオアシス」が完成し、6月30日に式典が開かれた。
神戸港で働く人や市民らが利用できる、神戸港の玄関口となる施設。市や港運会社、労働団体などの関係者ら約400人が出席し施設の門出を祝った。
式典には久元喜造市長や国、兵庫県、港運会社、労働団体の関係者、設計を担当した安井建築設計事務所の佐野吉彦社長、施工(建築)を担った東洋建設・寄神建設JVの川述正和東洋建設取締役兼執行役員副社長、寄神正文寄神建設社長らが出席した。
久元市長は「この施設は神戸港で働く皆さんの福利厚生施設として完成が待たれていた。港を訪れる人も広く親しんでほしい。優れたデザインの施設でありウオーターフロントの新しいシンボルになる。」とあいさつ。今後メリケンパークや新港突堤西地区第1突堤基部などそれぞれの点が線になり面となるよう新たなまちづくりを進める方針だ。
建設地は新港第3突堤の基部。規模はS造5階建て延べ約4600平方メートル。1階に食堂(約120席)とコンビニエンスストア、2~3階に多目的ホール(400席)、4階に事務室、5階に会議室を配置した。給排水設備工事は長村商会、空調設備工事はイトーヨーギョーがそれぞれ担当する。
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