2009年に有志によるドラゴンボートの同好会として発足し、15年度に会社公認の運動部になった。ドラゴンボートは、中国に由来する細長い船。太鼓手の太鼓に合わせ、複数の漕手が息を合わせてパドルをこぐことで加速しながら進む。
部員は5月時点で約60人。東京近郊での練習会やレースに参加できる本社、支店、現場、関係会社の社員が中心で、コーチは社外経験者にお願いしているという。
「1分のレースにドラマを詰め込め!」が合言葉。勝どきマリーナ(東京都中央区)を拠点に、月2回を目標に練習会を開く。東京や横浜で開催される大会やスポーツイベントに出場。今年5月に東京・お台場で開かれた大会では男女混合の部で好成績を残した。
部員の村木桂子さん(東京土木支店管理部経理グループ)は「今までは大会前に重点的に練習を行ってきた。今後は月ごとに練習キャプテンを設定するなど、定期的に練習できるように計画を練っている」と明かす。「接戦を制した時の感動はひとしお。勝利の美酒を目標に、部員がシンクロし、鹿島龍舟部の名前を社内外にとどろかせるよう頑張っていきたい」。
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