2017年7月28日金曜日

【17年度内に整備方針取りまとめ】等々力緑地官民連携事業可能性調査業務、日本経済研に委託

2期整備に向けた検討が本格化する等々力陸上競技場
(提供:川崎市)
川崎市建設緑政局は、「平成29年度等々力緑地官民連携事業可能性調査業務」の委託先を決める公募型企画提案(プロポーザル)による選定手続きで、日本経済研究所を受託者に決め、通知した。提案は9者からあった。近く正式契約する。委託料の上限は2000万円(税込み)。

 等々力緑地(中原区等々力1の1)の施設整備・維持運営についてPFIやPPPなどの民間活用の導入可能性を調査。状況分析、各施設の需要予測、事業方法案の検討、VFM(バリュー・フォー・マネー)の算出、事業スキームの検討などを支援する。履行期限は18年3月29日。

 対象となるのは等々力緑地内の陸上競技場(収容人数約2万7000人)の第2期整備。調査結果を受け、市は本年度中に整備方針をとりまとめる。新たに編入する区域を含め、全体で6・3ヘクタールの公園整備方針についても、PFIなどの可能性を含め検討していく。
2期整備事業で増設するスタンドの断面イメージ

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