日本スポーツ振興センター(JSC)が「国立代々木競技場耐震改修工事」の一般競争入札(WTO対象)を公告した。施工体制確認型総合評価方式を採用する。申請書は27日まで、入札書と工事費内訳書は9月1日から5日まで電子入札システムで受け付ける。開札は同6日。
入札には単体か2または3者構成の特定JVが参加できる。文部科学省で建築一式工事の競争参加資格を持ち、経営事項審査で建築一式工事の総合数値が、単体とJV代表者は1200点以上、JVの第2・第3構成員は1100点以上であることが条件。所定の施工実績も必要。
1964年の東京五輪のため建設された代々木競技場(東京都渋谷区神南2の1の1、敷地約9・1ヘクタール)は、第一体育館(RC一部S造地下2階地上2階建て延べ約3万5200平方メートル、付属棟を含む)、第二体育館(RC一部S造地下1階地上1階建て延べ約5600平方メートル)など複数の競技施設で構成している。2020年東京五輪でハンドボールなどの競技会場として使用するため、第一体育館と付属棟(延べ約6500平方メートル)、第二体育館を耐震改修する。
使用する主な資機材は、コンクリート3000立方メートル、鉄骨30トン、鉄筋400トン、板ガラス400平方メートル。工期は19年7月31日まで。耐震改修の基本・実施設計は丹下都市建築設計・久米設計JVが担当した。
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