15年3月に公表した新施設の完成イメージ |
事業の実施に当たり、区は3月末に公園の供用を停止した。現在は敷地(約1万0500平方メートル)が北側と南側に分断されているためデッキで接続し、公園面積を約1万0800平方メートルに拡大する都市計画を4月26日付で決定・告示。その後、6月22日の公園廃止手続きを経て、同日に三井不と定期借地権契約(30年間)を締結した。同23日からは旧公園の管理を三井不が担当している。
宮下公園は8月から解体工事が始まる |
区の担当者によると、「これまでの公園の形を踏襲するのではなく、従来のスポーツ施設の要素を残しながらも地域に開かれた公園にする」ことを想定。「渋谷区への来街者が必ず訪れたくなる公園」を目指し、開発が進む渋谷駅周辺や、道玄坂エリア、宇田川町エリアにもにぎわいが波及するような仕掛けを検討する。
区は今秋にも、公園などの整備計画のたたき台を示したい考え。秋口ごろに地元の意見を聴取する場を設け、計画へ反映させるという。
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