関東地方整備局は5日、PFIを導入する「国営常陸海浜公園プレジャーガーデンエリア改修・設置・管理運営事業」の事業者募集を開始した。
12日まで現地見学会の参加申し込みを受け付ける。第1次審査書類の提出期限は9月22日。10~12月に競争的対話を行った上で、第2次審査書類を18年1月23日まで受け付ける。優先交渉権者の選定は同4月を予定している。
企画競争に準じた方式を採用する。参加申請は単体または企業グループから受け付ける。設計企業は1級または2級建築士事務所の登録が必要。維持管理企業と運営企業は、役務の提供などに関する関東地域の競争参加資格と所定の実績が求められる。改修・設置工事などについては実施予定者を選定し、国から事前の承認を得た上で発注する。
計画地は、同公園(ひたちなか市馬渡大沼605の4)のプレジャーガーデンエリア。事業区域面積は約8万1000平方メートル。ジェットコースター(走路長689メートル)や大観覧車(全高65メートル)などの遊戯施設や飲食・物販施設などが設けられている。このほか隣接地(9000平方メートル程度)を拡張可能エリアとして使用できる。
業務概要は主契約部分が、国有財産(飲食・物販施設など)の改修・維持管理・運営と園内遊覧施設の設置・維持管理、眺望施設の設置・維持管理・運営。付帯収益事業は高度な遊戯施設の設置・維持管理・運営。事業期間は40年3月31日まで(準備期間、解体撤去工事期間含む)。検討業務は日本工営などが担当している。
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