「サムライブルー」の愛称でおなじみのサッカー男子日本代表が2018年ロシアワールドカップ(W杯)で対戦する国が決まった。いずれも強豪国ながら、初のベスト8を目指し、予選を突破してほしい▼代表選手がW杯で着る新しいユニフォームは、戦いに挑む武将が鎧(よろい)の下に好んで着た「勝ち色」とされる深い藍がコンセプト。国民の期待を背負って勝負服をまとう侍の鬼気迫る戦いに期待したい▼美容・ファッション・デザインの専門学校「東京モード学園」の生徒に建設作業着を考案してもらう取り組みを全国建設業協同組合連合会(青柳剛会長)が進めている。「おしゃれな作業着があれば一層楽しく働けそう」と青柳会長▼「デザインは人の心を豊かにする。プラスアルファの効果もある」と語る同校の市川恵己担当教諭の下、デザインにこだわりを持つ生徒が考案したのは497作品。先に最優秀賞が決定し、男女それぞれ3作品が仕立てられる▼「わくわくする作業着」(青柳会長)のお披露目は18年2月。現場で活躍する技術者や職人の新しい「勝負服」が、建設業の内外にもたらす効果に注目してみよう。
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