2018年8月17日金曜日

【雇用環境改善で労働移動活発化】17年の建設業入職者、4・2万人増

厚生労働省がまとめた17年(1~12月)の主要産業別の雇用動向調査結果によると、建設業に入職した人の数は年間で26.8万人となり、前年より4.2万人増えた。

 離職した人の数は24.9万人で3万人増加。好景気に伴う雇用環境の改善などで労働移動が活発化している状況をうかがわせる結果となった。入職者数と離職者の差し引きは入職者が1.9万人上回った。

 雇用動向調査は建設業など主要産業16業種で5人以上が働く事業所に行った。建設業への入職者数の内訳は、男女別で男性21.6万人(前年比3.8万人増)、女性5.2万人(0.3万人増)。このうち入職前の1年間に就業経験がある転職入職者数は、男性13万人(0.6万人増)、女性2.3万人(1万人減)となった。離職者数の男女別内訳は男性21.4万人(3.4万人増)、女性3.5万人(0.4万人減)だった。

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