2018年8月23日木曜日

【指定管理者に3グループ】五輪競技会場3施設の指定管理者候補決まる

 東京都は22日、2020年東京五輪の競技会場となる▽海の森水上競技場(東京臨海部)▽カヌー・スラロームセンター(江戸川区臨海町6)▽オリンピックアクアティクスセンター(江東区辰巳2)-の3施設を対象に公募していた指定管理者の候補企業・グループを公表した。9月19日に開会する定例都議会の議決を経て、指定管理者に決定する。

海の森水上競技場の完成イメージ
(2016年5月時点、提供:東京都)
海の森水上競技場の指定管理者の候補には公園財団を代表とする「海の森水上競技場マネジメント共同企業体」(構成員=協栄、日建総業、野村不動産ライフ&スポーツ)、カヌー・スラロームセンターでは協栄をそれぞれ選定した。アクアティクスセンターは東京都スポーツ文化事業団が代表の「事業団・オーエンス・セントラルスポーツ・都水協グループ」(同=オーエンス、セントラルスポーツ、東京都水泳協会)を選んだ。
オリンピックアクアティクスセンターの完成イメージ
(2015年10月時点、提供:東京都)
指定管理者は対象施設の管理・運営に加え、魅力を高めるスポーツ事業の企画・立案や
集客イベント、レクリエーション活動などを行う。指定管理の開始時期は、海の森水上競技場とカヌー・スラロームセンターが19年6月1日、アクアティクスセンターは20年3月10日。期限は3施設とも23年3月31日。
カヌー・スラロームセンターの完成イメージ
(2016年5月時点、提供:東京都)
東京五輪の競技会場のうち夢の島公園アーチェリー場(江東区夢の島2)と、大井ふ頭中央海浜公園ホッケー競技場(品川区八潮4、大田区東海1)については公募ではなく、各会場が立つ公園の現在の指定管理者に特命で業務を担ってもらう。

 アーチェリー場は日比谷アメニスが代表となる「アメニス夢の島グループ」(同=日建総業、アズビル、日比谷花壇、グリーバル、エコルシステム)が担当する。ホッケー競技場も同社が代表の「アメニス海上南部地区グループ」(同=日建総業、太陽スポーツ施設、エコルシステム)が管理者となる。

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