東京都八王子市は、富士森公園で計画している陸上競技場施設改修工事に9月下旬から着手する。施工は黒須建設・東邦建設工業JV。
同工事は9月議会の承認案件となっており、13億7484万円(税込み)で契約予定だ。19年10月のリニューアルオープンを目指す。工事場所は台町2の2。富士森公園内に1926年開設した陸上競技場を、日本陸上競技連盟が認定する第4種公認陸上競技場に再整備する。
観客収容人員は3000人。走路(400メートルトラック、8レーン)は土から全天候型ウレタン系舗装に変更し、インフィールド(105メートル×68メートル)は天然芝から人工芝に張り替える。改修前は雨や霜などの悪天候で年間100日ほど使用できなかったが、再整備後は天候に左右されずに使用可能。LEDナイター照明灯を8基設置し、夜間も利用できる。
併せて管理棟の改築工(木造平屋360平方メートル)、本部棟の改築工(RC造平屋370平方メートル)、観客席設置工(RC造760平方メートル)なども行う。現在、既存施設の解体工事を進めている。改修工事の全体工期は20年2月末まで。
石森孝志市長は「改修後は陸上競技をはじめ、サッカーなど多目的にジュニア世代の育成を図ることができる拠点施設、地域に根ざした幅広い世代の健康増進の場となる」と話している。
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