登録期間は9月18日まで。作品の提出は10月9~26日に同会事務局で受け付ける。12月中旬の公開審査で最優秀賞や優秀賞、佳作を決定する。
デザインコンペは、2020年東京五輪の開催を控え、都市景観の改善と魅力的な都市空間を創出する目的で企画した。日本建築士会連合会(三井所清典会長)との共催。首都高の高架下を利用した建造物や空間活用でアイデアを求める。夜間に人通りが少ないエリアでにぎわいを生み出すと同時に、建築士の職能と技術を国内外に周知する狙いがある。
対象は池袋駅とサンシャイン・シティを結ぶ「サンシャイン60通り」沿道の3カ所。このうち1カ所または複数箇所の選択が可能だ。用途は限定しておらず、イベント会場といった仮設建築物も募る。
応募に当たっては、名称や提案趣旨(600字以内)、提案意図を伝えるために必要な図や写真をまとめたA3用紙1枚を提出。作品データを収録したCD-Rも提出する。参加資格は建築士や建築士を含むグループ。
審査委員会は、委員長を隈研吾氏(隈研吾建築都市設計事務所主宰、東大教授)が務め、塚本由晴(アトリエ・ワン代表、東京工大大学院教授)、平賀達也(ランドスケープ・プラス代表取締役)の両氏と近角会長が委員を務める。
11月上旬に1次審査通過作品を発表する。12月上旬に最終審査用の作品を受け付ける。最終審査では応募者による10分程度のプレゼンテーションを予定している。入賞作品は、豊島区役所が入居する「としまエコミューゼタウン」で展示する。詳細は同会事務局(電話03・3527・3100)へ。
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