2019年7月2日火曜日

【吉田選手ら、子どもたちと作業に熱中】JFA夢フィールド(千葉市美浜区)でピッチの苗植えイベント

日本サッカー協会(JFA、田嶋幸三会長)が千葉県立幕張海浜公園(千葉市美浜区)に建設している日本代表チームの練習拠点「JFA夢フィールド」で6月29日、天然芝ピッチの苗植えイベントが開かれた。

 JFA名誉総裁の高円宮妃久子さまや日本代表の吉田麻也、酒井宏樹両選手、宮間あやさんと澤穂希さんの元なでしこジャパンコンビ、森田健作千葉県知事、熊谷俊人千葉市長らも参加。公募で集まった親子連れや関係者など約300人と一緒に、1万1200平方メートルの敷地に約5万株のポット苗を植えた。

 JFA夢フィールドの建設地は美浜1の1。12・3万平方メートルの敷地に天然芝と人工芝各2面の練習グラウンドやクラブハウス、フットサルアリーナなどを整備する。投資額は約40億円。

 三菱地所設計・戸田建設JVの設計監理、戸田建設らの施工、山下PMC・オオバJVのコンストラクションマネジメント(CM)で昨年10月に着工した。竣工予定は12月。戸田建設の湯浅晃一作業所長によると、工事の進捗(しんちょく)率は50%となっている。来年3月のオープンを予定し、開業後は施設の開き具合に応じ一般利用も受け付ける。

建設中のクラブハウス棟。
整備に当たっては選手の要望も伝えられているという
ピッチが緑のじゅうたんになるまでは約16週間。芝生が育っていく様子は定期的にJFAのホームページなどで発信していく。イベントに参加した吉田選手は「(酒井)宏樹の倍は植えた。天職かなと思った。後世に語り継いでいくと思う」と話し、周囲を笑わせた。

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