2019年7月11日木曜日

【シールド機を間近でどうぞ】東京都下水道局、江東幹線現場(江東区)で小学生見学会開催!!

 東京都下水道局は江東区で進めている「江東幹線その3工事」のシールド発進基地で6月11日に小学生向けの現場見学会を開いた。

 6月の浸水対策強化月間に合わせた催し。江東区内の小学校の生徒約100人が参加し、江東幹線の既設トンネルの坑内探検などを行った。同工事の施工を担当する大豊建設が運営協力した。

 同局は江東地域の浸水被害を軽減するため、江東幹線を含む江東ポンプ所整備プロジェクトを推進中。これまでに延長約4・3キロにわたる江東幹線の主要なトンネルを構築した。江東幹線その3工事では、上流部分の約400メートルの区間を泥土圧式シールド工法で施工する。6月5日にシールド機の発進式が行われた。

 現場見学会では模型なども使い、浸水対策の仕組みや重要性を分かりやすく説明。小学生らは深さ約30メートルの発進立坑を降り、既設トンネルをトロッコで探検したり、本格掘進前のシールドマシンのカッターヘッドを間近に見たりした=写真。発進基地内に据え付けられた巨大クレーンの操作なども体験し、建設現場のスケールの大きさを体感した。

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