2019年7月23日火曜日

【あべのハルカスなど手掛ける】米建築家シーザー・ペリ氏が死去

 米建築家のシーザー・ペリ氏が19日、コネティカット州ニューヘイブンにある自宅で死去した。92歳だった。

 世界各地で数々の建築プロジェクトを手掛け、日本でも在日米国大使館、あべのハルカス、羽田空港第2ターミナル・国際線ターミナル、日本橋三井タワー・日本橋室町三井タワー、福岡シーホークホテル&リゾート(現ヒルトン福岡シーホーク)などの設計デザインに携わった。

 1926年にアルゼンチン北部のサンミゲルデトゥクマンで生まれた。地元の大学を卒業した後、米イリノイ大学建築大学院で修士号を取得。イーロ・サーリネン事務所に勤務した後、グルーエン事務所の設計パートナーを務めた。1977~1984年に米エール大学建築大学院の学部長を務めながら、自身の事務所を設立した。

 ペリ・クラーク・ペリ・アーキテクツ(米コネティカット州)の創立者の一人でシニアプリンシパルを務めると同時に、ペリ・クラーク・ペリ・アーキテクツ・ジャパン(東京都品川区)の共同代表にも就いていた。

 日本では後日、ペリ・クラーク・ペリ・アーキテクツ・ジャパンが「シーザー・ペリを回顧する会(仮称)」を東京都内で開く予定。日時や場所は決まり次第発表する。

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