関東地方整備局常陸河川国道事務所は、2020年東京五輪でサッカー競技の会場となる茨城カシマスタジアム(茨城県鹿嶋市)周辺道路の交差点改良工事を行う。
複数の交差点が近接している上、片側1車線と2車線の区間が混雑しており、車両間の速度差で追突事故が多く発生している。同事務所は交差点改良で4車線化することで大会中予想される渋滞を「少しでも緩和したい」(原田昌直所長)とする。
同事務所は国道51号鹿嶋消防署南交差点改良事業として、鹿嶋市大船津から清水までの延長約4・8キロで片側2車線化を行う計画。区間内には、大船津北校三点、厨台交差点(立体)、宮中北交差点、鹿島消防署南交差点、神向寺南交差点、神向寺交差点、スタジアム前交差点、スタジアム北交差点が近接している。
片側2車線化のための用地買収は終わっており、今回の改良工事を通じて追突事故の低減を図るのが狙いだ。同事務所では「R1国道51号鹿嶋市厨4丁目地区交差点改良工事」と「同鹿嶋市神向寺地区交差点改良工事」の入札を26日に締め切り、31日に開札する予定で手続きを進行中。工期を21年3月20日と設定し工事を進めていく。
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