横浜市西区のみなとみらい(MM)21地区に「横浜アンパンマンこどもミージアム」が完成し、7日にオープニングセレモニーが開かれた。数多くの親子連れらが訪れ、全天候型に生まれ変わった施設を楽しんでいた。
セレモニーには日本テレビアナウンサーの鈴江奈々さん、アンパンマンの声を務める戸田恵子さん、ばいきんまん役の中尾隆聖さん、主題歌を歌っているドリーミングが登場し、オープンを祝った。主題歌のアンパンマンのマーチに合わせてアンパンマンと仲間たちが登場すると、子どもたちから大きな歓声が上がった。
横浜アンパンマンこどもミュージアムはMM21地区の48街区に10年間の暫定施設として2007年4月に開業した。日本各地での開業が好評だったことから、フラッグシップ施設として移転・新築が計画された。
建設地は、横浜市が新たにエンターテインメント街区と位置付けたエリア(60、61、62街区)の一画で、30年の定期借地権が設定されている。建物の構造と規模は、S一部RC造地下1階地上4階建て延べ1万3948平方メートル。遊具やステージイベントも進化し、全天候型施設に生まれ変わった。
入場無料の1階には店舗やレストランが並び、エントランスでは大きなアンパンマン立像が子どもたちを出迎える。3階はアンパンマンの世界を再現した有料のミュージアムとなっている。建築主は日本テレビ音楽、運営は全国のアンパンマンこどもミージアムを運営するACMが行う。施設の設計監修・工事監理は三菱地所設計、設計・施工は大成建設が担当した。
0 comments :
コメントを投稿