2019年7月11日木曜日

【総事業費3300億円、大阪都心部と関空直結】国交省、なにわ筋線の整備事業許可

 国土交通省は10日、大阪都心部から関西国際空港へのアクセス改善を図る鉄道新線「なにわ筋線」(建設延長約7・2キロ)の整備事業を許可した。

 同日、大阪市中央区の近畿運輸局で八木一夫局長が整備・保有主体の第三セクター「関西高速鉄道」と、運営主体のJR西日本、南海電鉄に許可状を交付した。大阪市は2019年度内に都市計画決定を行う予定。並行して関西高速鉄道が設計などを進め、今秋にも国に工事施行認可申請を行い、本年度内の認可取得を目指す。

 着工は20年春、開業は31年春。総事業費は約3300億円を見込む。

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