2019年7月24日水曜日

【提携紙ピックアップ】セイ・ズン(越)/住友商事が港湾運営に参画

 日本の住友商事と物流企業の鈴与、官民ファンドの海外交通・都市開発事業支援機構がベトナムの港湾会社・ジェマデプトに10%出資した。ベトナムの港湾運営事業への参画が狙い。

 住友商事は、合計40億円のうち51%を出資する。ベトナムで、港湾を含むシームレスな物流ネットワークを構築することを目指している。同社はハノイ市近郊で三つの工業団地を運営している。

 国内の物流需要が拡大する中、北部の主要港ハイフォン港では貨物の積み込みまで数時間待たなければいけないなど効率性が問題になっている。日本企業の参画により、処理能力の向上が期待される。ベトナムの年間貨物取扱量は約1200万TEUで、毎年7%の増加を見込む。2025年までに2300万TEUに増えると予想されている。

セイ・ズン、7月17日)

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