2019年7月23日火曜日

【総延べ12・5万㎡、2021年春開業へ】イオンモール川口再整備(埼玉県川口市)、設計・施工は安藤ハザマ

イオンモール川口の完成イメージ(サイボーホームページより)
 繊維製品や不動産賃貸を手掛けるサイボーは、埼玉県川口市で計画する「(仮称)イオンモール川口」の新築工事の設計・施工者を安藤ハザマに決めた。19日に契約した。総延べ床面積は約12万5000平方メートルを想定。現在は9月の完了を目指して既存施設の解体作業に入っている。運営はイオンモールが担当。2021年春の開業を予定している。

 建設地は安行領根岸3180(敷地面積約7万8000平方メートル)。建物は店舗と立体駐車場で構成する。建物は店舗が4階建て(塔屋1階)、立体駐車場が6階建て(同)を想定する。サイボーの事業費は140億円を計画している。解体工事は安藤ハザマが昨年10月から実施している。

 旧施設は1984年に開業した。イオンモールがサイボーから賃借して運営していたが、18年8月末に営業を終了していた。多様化する消費者ニーズへの対応などを図るため、跡地周辺の土地活用の方法を検討していた。今後改めて両社による協議を実施し、新施設の賃貸借契約を結ぶ予定だ。

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