2016年11月11日金曜日

【カンプ・ノウ改修のデザインは?】日建設計・勝矢武之氏、FCバルセロナのスタジアム改修計画紹介

スペインの家具・インテリアの展示会「ACTIVATION」が、9~11日の日程で東京都港区のスペイン大使館内で開かれている。スペインの家具や建材メーカー6社が出展。日建設計もスペインのプロサッカークラブ・FCバルセロナのホームスタジアム「カンプ・ノウ」の改修計画について展示し、初日のセミナーでは同スタジアム改修計画の概要などを解説した。

 今回の展示会は、同社がキュレーターとして、展示会のコンセプトの立案や会場のデザインを担当。同社の勝矢武之設計部門設計部長がセミナーの中で講演し、展示会やカンプ・ノウ改修計画のコンセプトを説明した。

 勝矢氏は、「人々の行動を誘発する空間づくり」の事例として自身が手掛けたプロジェクトを紹介しながら、「家具を実際に使われる形で展示することで、家具を使う気持ちを活性化(ACTIVAITION)する空間づくりを心掛けた」と会場デザインの狙いを説明した。

 その上でカンプ・ノウの改修について、スタジアム外周のコンコースにテラスを設けるなど、さまざまな世代のさまざまな行動を誘発し、滞在型のスタジアムを目指すデザインとしていることなどを紹介した。

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