◇人の手が造る誇りを持って◇
私が建設業に携わるきっかけは、中学校1年生の時に実家の新築を見たことです。着々と工事が進み、出来上がっていく建物に感動しました。その経験から建築に魅力を感じ、現場施工管理を希望し就職活動を行いました。
そういった経緯があり現在は施工管理を行っています。現場ではまず安全第一のために必要な仮設設備の計画があり、建設業特有の他業種が入り乱れての業者間調整を行い、スムーズに工事が進められるように事前に段取り・計画をしています。
現場は段取りが8割といわれていますが、まさにその通りで、行き当たりばったりの工事は大体うまくいきません。現在5年目となり、新しい仕事を多く任せてもらえるようになりました。日々新しいことも学びながら、いかにスピード感を持ってその学んだこと、今までの経験を生かし、現場でアウトプットできるかが非常に重要であると感じています。
現場ではPCや鉄骨など何十トンもある重量物をつり上げ、組み立てていくスケールの大きい工事から、内装工事に関してはコンマ数ミリという繊細な工事まで、さまざまなものを第一線に立って造り上げていくことにやりがいを感じています。
私の将来の目標は一流の技術者になることです。仕事を通して建築についての知識をもっと深め、今以上に多くの仕事をこなせるように頑張りたいです。建築についての知識はもちろんのこと、現場は人の手が造るという、誇りと人格も一流を目指して毎日の仕事をこなしていきたいです。
(福島県郡山市出身、まつむら・みつひと)
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