不動産ビッグデータの分析・提供事業を展開するスタイルアクト(東京都中央区、沖有人社長)が、東京都区部の主要駅を対象に0歳児の保育園入園可能性について調査を実施した。
品川、江戸川両区(※)を除く21区内421駅で保育園に「最も入りにくい駅」にランクされたのは北綾瀬駅(足立区)。保育園数は決して少なくないが、大規模マンションが数多く立地しているため、潜在待機児童数は265人と推計された。
2位は勝ちどき駅の212人。超高層マンションが多く建設され、それに伴い人口も急増。保育園への入園希望は多く、需要と供給のバランスが取れない状況になっているようだ。
保育園に入りにくい駅ランキング (対象は0歳児、21区421駅対象) |
この調査は17年4月時点に0歳児の保育園潜在需要がどの程度になるかを推計し、駅ごとに認可保育園の0歳児定員を算出。、保育園に「入りにくい駅」を順位付けしている。
※品川区は保育園の募集人数が12月公表のため、江戸川区は区立保育園で0歳児の募集がないため、集計対象からそれぞれ除外。
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