東急不動産、NTT都市開発、オリエンタルランド子会社のミリアルリゾートホテルズの3社が沖縄県恩納村の約4ヘクタールの土地で計画していた大型リゾートホテルの開発事業が着工し、10日に現地で地鎮祭が行われた。
建築設計を東急設計コンサルタント・竹中工務店JV、外構設計を石勝エクステリア、施工を竹中工務店が担当。18年夏の開業を予定している。
ホテルの名称は「ハイアットリージェンシー瀬良垣アイランド沖縄」に決定した。ホテル運営を手掛ける米ハイアットホテルズコーポレーションの関連会社とは、東急不がホテルマネジメント契約を締結済み。今後、事業主体の3社共同で設立するホテル経営会社が東急不からホテルマネジメント契約の譲渡を受ける。
建設地は恩納村瀬良垣都田原1108ほかの瀬良垣ビーチ周辺。RC造2~7階建ての施設群を建設する。延べ床面積は瀬良垣島内の施設が約3万1400平方メートル、沖縄本島側の施設が約6800平方メートル。客室数は合計で約340室。レストラン・バー、スパ、プール、フィットネス、宴会場、チャペルなどを併設する。
ホテルの建設と並行し、恩納村の協力の下、ビーチや瀬良垣島に渡るための村道などの整備も進める。地元と連携した街づくりを通じ、国内観光客に加えてインバウンド(訪日外国人旅行者)にも対応した施設の開発を目指す。
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