国立土木工学大学(NUCE)が11月15日、ハノイ市で日本のJFEスチールと共同で鋼構造に関する技術セミナーを開いた。
ファム・ドゥイ・ホアNUCE学長は開会のあいさつで、「日本の技術を採り入れてベトナムの建設産業は発展してきた。JFEスチールはこれまでにもNUCEとセミナーを共催しており、両国技術者の交流の場となっている」と述べた。
セミナーでは、JFEスチール独自の「つばさ杭工法」や構造用TMCP鋼材、BIMの活用事例やジェコスの山留め工事用仮設システムなどを紹介した。
同日、キャンパス内に設置された鉄骨を使ったモニュメント=写真=の除幕式も行われた。両者のパートナーシップを記念して作られたもので、ハノイの歴史的建造物「一柱寺」から着想を得たモニュメントは、建築家グエン・ヴァン・ドアン氏が制作した。
(セイ・ズン、11月16日)
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