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オリンピック終了後の施設イメージ
(実施段階環境影響評価書より)
東京都は東京オリンピック・パラリンピックのテニス競技会場となる「有明テニスの森」の施設改修に向けた実施段階環境影響評価書を公表した。既存の公園内に約3000の観客席を備えたテニスコート(ショートコート)、クラブハウス・インドアコートなどを整備。再整備後の施設は有明スタジアム、ショートコート1面、インドアコート8面、屋外コート39面(試合用23面、練習用16面)の構成となる。オリンピック・パラリンピック終了後は仮設施設の撤去やテニスコートの復旧などを行い、現状の49面体制に戻す予定だ。
新設するショートコートはRC・S造3階建て延べ6040㎡の規模。有明コロシアムの隣接地に建設する。クラブハウス・インドアコートはS・W造2階建て延べ1万0330㎡の規模。現在クラブハウスとテニスコートが建っている場所に整備し、屋内テニスコート8面のほか、事務所や物販店、飲食店が入る。駐車場は現在とほぼ同規模の240台分を確保...