2017年10月10日火曜日

【技術者の熱意を発信!!】関東整備局の技術者スピリッツ、150話に到達

150話目に登場するのは鹿熊組の成田誠氏。
入社2年目で道路建設工事に従事している
関東地方整備局の発注案件に従事する現場技術者をホームページで紹介する「技術者スピリッツ」が、10日に150話を迎える。仕事に対する思いやプライベートの姿など同局ホームページに掲載する取り組みで、計161人が登場。地質・測量企業も紹介されるなど幅も広がっている。技術者の思いを発信しPRすることで、建設業への理解醸成や担い手確保・育成につなげていく。

 関東整備局は、昨年9月に策定した「“地域インフラ”サポートプラン関東2016」に施策の一つとして盛り込み、同10月に掲載を開始した。150話は、国道18号坂城更埴バイパスの塩崎地区改良工事を手掛ける鹿熊組の成田誠氏。入社2年目の19歳で、「十代の目線で現場に新しい発想を取り入れていく」との思いを載せている。

 これまで若手からベテランまで幅広く掲載されており、女性技術者も14人が紹介された。企業規模で見ると、Cランクが全体の約3分の2を占めている。事務所別では、甲府河川国道や利根川上流河川、常総国道、長野国道の各事務所で10件を超す掲載となっている。

 掲載された技術者からは「親が喜んで自慢している。期待に応える仕事をしたい」「掲載されて身が引き締まった」といった声が上がっている。働く姿を伝えやすいため、人材採用に生かしている企業もある。山梨県建設業協会は、協会のホームページで掲載された会員企業を紹介している。

 関東整備局は、本年度に行った管内都県建設業協会との意見交換会でも積極的な取り組みを呼び掛けており、引き続き掲載していく方針だ。

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