日本スポーツ振興センター(JSC)は10日、9月に行った入札が不落となった「国立代々木競技場耐震改修工事」を2件に分割し、一般競争入札(WTO対象)で発注する見通しを明らかにした。
「国立代々木競技場耐震改修工事(第一体育館等)」は第3四半期(10~12月)、「国立代々木競技場耐震改修工事(第二体育館)」は第4四半期(18年1~3月)に公告と入・開札をそれぞれ行う。
1964年の東京五輪のため建設された代々木競技場(東京都渋谷区神南2の1の1)を2020年東京五輪でハンドボールなどの競技会場として使用するため耐震改修する。
第一体育館の工事では、第一体育館(RC一部S造地下2階地上2階建て延べ2万8700平方メートル)、付属棟(延べ6500平方メートル)を改修。工期は約21カ月。第二体育館の工事では第二体育館(RC一部S造地下1階地上1階建て延べ6947平方メートル)を改修。工期は約19カ月。すべての工事費は120億円を見込む。耐震改修の基本・実施設計は丹下都市建築設計・久米設計JVが担当した。
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