2017年10月25日水曜日

【6000席の多機能アリーナなど整備へ】佐賀県総合運動場基本設計CM業務、山下PMCに

佐賀県は、「佐賀県総合運動場等整備基本設計等に係るコンストラクション・マネジメント業務委託」の公募型プロポーザルで受託候補者に山下ピー・エム・コンサルタンツ(山下PMC)を選定した。11月上旬に随意契約を結び業務委託する。

 総合運動場等整備事業は23年の国体・全国障害者スポーツ大会に対応するために計画。複数年にわたりさまざまな工事が重複し複雑な工程となることからコンストラクション・マネジメント(CM)業務を委託し、技術的・専門的な支援を受ける。

 本年度の業務内容は基本計画の精査、基本設計者の選定支援、実施設計や工事の発注方式の検討・決定支援、マスタースケジュールの作成、基本設計スケジュールの管理など。履行期限は18年3月30日。事業場所は佐賀市日の出の総合運動場エリア約24ヘクタール、総合体育館エリア約3・4ヘクタール。22年度の工事完了を予定。

 基本計画によるとバスケットボールコート3面規模のメインアリーナや6000席以上の観客席を備えた多機能アリーナ、カフェやレストランなどが入居するテナント棟を新設。総合運動場陸上競技場は第1種基準を満たすための雨天練習場整備や改修を行い、水泳場は屋外50メートルプールを屋内プールに改修する。テニスコートの整備・改修なども行う。各施設間にはペデストリアンデッキを設ける。

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