Jリーグ・ガンバ大阪が本拠地として使用している「市立吹田サッカースタジアム」のネーミングライツ(公共施設命名権)パートナーが11日、パナソニックに内定した。
吹田市は同社を優先交渉権者として看板設置や略称、ネーミングライツ料の納入方法などを協議。仮契約を締結した上で、11月28日から始まる定例市議会に関連予算案を提出する。
ネーミングライツ料は年額2億1600万円で期間は5年間(総額10億8000万円)。市議会で関連予算案が承認されれば、来年1月1日から「Panasonic Stadium Suita(パナソニック・スタジアム吹田)」がスタジアムの愛称となる。施設の維持管理はガンバ大阪が引き続き担当する。ネーミングライツのパートナー公募にはパナソニックだけが名乗りを上げていた。
市とガンバ大阪が交わしている基本協定書には、指定管理業務の対価を市が支払う内容は盛り込まれていない。ガンバ大阪は利用料金を基本に施設を運営・管理している。ネーミングライツ料の使途は「他の項目を含め関連予算案に盛り込む見通し」(吹田市文化スポーツ推進室)。ネーミングライツ料は行政の一般財源ではなく特定財源に当たるため、指定管理者のガンバ大阪に入り、利用料金の軽減に利用する方向で準備が進んでいるという。
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