2017年10月11日水曜日

【提携紙ピックアップ】セイ・ズン(越)/清水建設、ハノイ市で技術セミナー開く

 清水建設が10月6日にハノイ市の国立土木工学大学(NUCE)で、4回目の技術セミナーを開いた。

 日本側の技術者が、シンガポールの大型複合開発「MBC2」でのBIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)適用とホーチミン市都市鉄道プロジェクトという二つのテーマで講演。MBC2では、計画から設計、施工までのプロセスにBIMを取り入れ、工期短縮や課題解決、進ちょく管理、トラブルの予防などに大きな効果を発揮していることを紹介した。

 ホーチミン市都市鉄道1号線に関する講演では、地下部分を施工する清水建設が活用している最新の土木技術を解説。シールドトンネルや開削トンネルなどを組み合わせた複雑な工区を担当するに当たり、地中連続壁や鋼管矢板基礎、ジェットグラウト、自己充てんコンクリート、地下水モニタリングなど最新技術を応用している事例を紹介した。

セイ・ズン 10月7日)

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