星野リゾート(長野県軽井沢町、星野佳路代表)は5日、都市観光のホテルブランド「OMO(おも)」を発表した。
これまで観光目的の旅行時に中堅のビジネスホテルを利用していた客層をメインターゲットに据え、質の高い都市観光を体験できる空間やサービスを提供する。
地方都市を中心に全国各地で展開する計画。初弾の「星野リゾート OMO7(おもせぶん)旭川」(北海道)を18年4月28日、第2弾の「同OMO5(おもふぁいぶ)大塚」(東京都)を同5月9日に開業する。第3弾は大阪・新今宮駅前で22年の開業を計画している。
OMOのブランドコンセプトは「寝るだけでは終わらせない、旅のテンションを上げる都市観光ホテル」。ブランドのロゴデザインは2020年東京五輪のエンブレムを担当した野老朝雄氏が手掛けた。OMOでは設備の有無やスペックにより、施設名称に0を基準として10までの数字を割り振り、提供するサービスレベルの幅を明示する。
OMO5大塚と新今宮駅前のホテルはそれぞれ新築する。第4弾以降の出店計画は未定。星野リゾートは「星のや」「リゾナーレ」「界」の3ブランドを現在展開中で、OMOは四つ目のブランドとなる。
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