2017年10月20日金曜日

【ハレクラニ沖縄、19年夏に開業予定】三井不、沖縄県恩納村にラグジュアリーホテル

 三井不動産は19日、沖縄県恩納村で開発中のホテルを「ハレクラニ沖縄」として19年夏に開業すると発表した。

 完成すれば自社ブランドとして国内初のラグジュアリーホテルとなる。建物は延べ4・2万平方メートル規模を想定しており、5月に着工済みだ。設計は日建設計、施工は前田建設・國場組JVが手掛けている。

 建設地は沖縄県恩納村名嘉真下袋原1967の1ほか(敷地面積8万7146平方メートル)。建物はRC造10階建て延べ4万1747平方メートルの規模。客室数は360。

 ビーチに面して南北に伸びる敷地形状を生かし、客室は全室オーシャンビューとする。海を臨むプールや温泉を利用したスパ、四つのレストランやバーも設ける。

 「ハレクラニ」は1917年に創業したハワイ・オアフ島のワイキキビーチにあるラグジュアリーホテル。81年に三井不動産が取得し、再開発した上で84年にグランドオープンした。

 ハレクラニ沖縄はハレクラニブランドを冠した2カ所目のホテルとなる。
 三井不動産はホテル・リゾート事業を成長分野の一つに位置付け、これまで自社ブランドの「三井ガーデンホテルズ」を国内で積極展開しながら、海外ブランドのラグジュアリーホテルを開発・誘致。併せてリゾートホテルの開発も推進してきた。

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