東京都渋谷区のJR渋谷駅前で再開発事業を推進している「道玄坂一丁目駅前地区市街地再開発組合」と参加組合員の東急不動産は18日、再開発ビルの外装デザインを決定したと発表した。
「街のエネルギーが凝縮された結晶体のような建築」をデザインの軸に設定した。16年に着工済みで、19年秋の竣工を目指す。マスターアーキテクトは日建設計、デザインアーキテクトは手塚建築研究所、設計・監理・施工は清水建設が担当している。
建設地は渋谷区道玄坂1丁目にある旧東急プラザと隣接街区を含めた3336平方メートルの敷地。再開発ビルは地下4階地上18階建て延べ5万8970平方メートルの規模で、高さは103メートル。
高層部にオフィス、中低層部に商業施設、1階の一部にはバスターミナルを入れる。渋谷駅とビルの間には接続デッキも整備する。
外観は多様な形や色素材が複雑に重なり合い、見る角度や時間帯(日中・夕方・夜)や季節に応じて変化に富むようなデザインとする。
東急グループは世界的に新しいビジネスや文化を発信する「エンタテインメントシティSHIBUYA」の実現を目指し、渋谷駅周辺で今回の計画を含め七つの大規模再開発事業を推進している。
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