群馬県県土整備部は、全国に先駆け、大型構造物以外にも工事に携わった技術者の名を記載した「工事銘板」を設置する。
小規模工事でも銘板が設置されることで、中小規模の施工業者の技術者名も記載されることになり、県内の中小建設業者にとっては大きな励みになりそうだ。
工事銘板は、これまで橋梁やトンネルなど大型構造物に限って設置していたが、今後は小規模な道路改良工事や護岸工事でも設置することにした。従来は会社名を銘板に記載していたが、今後は会社名と技術者名を記載する。
銘板の目的は、技術者の功績をたたえ、やりがいと意欲の向上を図ること。次代を担う若者たちが土木施設に設置された工事銘板を見ることで土木技術者を目指すきっかけになることも期待している。
銘板には設計仕様なども記載し、将来の補修など構造物の維持管理にも役立つようにする。
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