若手建設技術者が転職時、特に重視する条件は「給与」と「休日」-。
人材紹介事業を行うヒューマンタッチ(東京都新宿区、高本和幸社長)が運営するヒューマンタッチ総研が実施したアンケートで、転職を希望する技術者の求める条件が明らかになった。
全年齢層の中で20代が最も給与と休日を重視。30代と40代は会社の雰囲気や人間関係、50代と60代は勤務地などと、年齢層ごとに重視する点が異なることも分かった。
調査は同社に登録し転職を希望している建設技術者を対象とし、5~6月に実施。インターネットによるアンケートで275人から回答を得た。
転職先を決める際に重視する条件(複数回答可)として、▽給与が高い▽残業が少ない▽休日が多い-など12項目について、「非常に重視している」「あまり重視していない」など重視する度合いを聞いた。
40代は30代と同じく、会社の雰囲気や人間関係が良いこと、勤務地が自分の希望に合っているかどうかに加え、会社の経営が安定していることを重視する人が多かった。
年齢層問わず全体の傾向として、転職時に非常に重視している条件で最も多いのは「勤務地が希望に合っている」。働き方改革に関連する「休日が多い」「残業が少ない」を非常に重視する条件に挙げる人は少なかった。
働き方改革に関連するのは休日と残業だけじゃないってことに気付かないと離職が止まりません。
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