2018年11月6日火曜日

【回転窓】インバウンドと社名変更の関係

自然災害が相次いだこともあり、今年9月の訪日外客数は前年同月比で5・3%減(日本政府観光局調べ)となった。ただ1~9月の累計は2300万人を大きく超え、その数は順調に増加を続けている▼政府は訪日外国人旅行者(インバウンド)の人数を東京五輪・パラリンピックが開かれる20年に4千万人、30年までに6千万人にする目標を定める▼アジアや欧米などさまざまな地域から訪日客をいかに増やすか。今や行政も民間も今後の戦略を練る上で欠かせない視点になっている▼山口県長門市にあり123基の色鮮やかな朱塗りの鳥居が特徴の神社が、来年元日に社名を変更するという配信記事を見た(5日付時事通信社)。増え続けるインバウンドにも覚えやすいよう改名を考えているそう。社名が変わることに賛否もあったようだが、こんなところもにも影響があるのかと思った▼観光は今の日本にとって成長戦略の大きな柱。東京などの大都市はもちろん地方にとっても重要な視点であろう。より快適に滞在を楽しんでもらい何度も訪れてもらう。そのためにできることが、建設産業にもまだまだあるはずと思う。

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