【２回目の登壇です】女性技官が高校生に「土木の魅力」語る

　新潟県立新発田南高校主催で２日に開催された生徒進路講演会で、北陸地方整備局新潟国道事務所の今佐和子技官が講演した＝写真。講演会は土木工学科２年生が対象で４１人全員が参加した。今年６月に同校で行われた土木工学科３年生のための進路講演会での今技官の話が好評だったため、２回目の登壇となった。

　生徒からは「今後の進路選択の参考になった」「将来は土木の仕事に就いて社会に貢献したい」などの声が挙がった。

　今技官は、最初に情報工学専攻の大学時代は、勉強について行けないこともあり、順風満帆な人生を歩んできたわけではないと、自身の生い立ちを交えながら説明。続いて土木の魅力について、人の暮らしを支え、地域の利益になる仕事であるとした上で、人口減少社会に向けた都市のコンパクトシティー化、公共交通の再整備など新潟市の街づくりについて土木技術者として、やらねばならないことがたくさんあることを力説した。

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