2022年11月1日火曜日

愛知県/ジブリパーク開園で記念式典開く、世界に誇れる唯一無二の公園に

 愛知県が長久手市の愛・地球博記念公園内で整備を進めていた「ジブリパーク」が1日に開園するのに先立ち10月31日、開園記念式典とオープニングセレモニーが現地で開かれた。オープンするのは全5エリアのうち「ジブリの大倉庫」「青春の丘」「どんどこ森」の3エリア。残る「もののけの里」「魔女の谷」は2023年秋以降の開園を目指す。設計・監理は日本設計、施工を鹿島が担当している。
 式典には県や地元自治体関係者、国会議員など約70人が出席した。大村秀章知事は「世界に誇れる施設だと思う。多くの方に愛される唯一無二の公園となることを祈っている」とあいさつ。運営を担当するジブリパーク会社の大島宇一郎社長は「社員・スタッフ一丸となり、お客さまに楽しんでいただけるよう努力していく」、星野康二スタジオジブリ代表取締役会長兼社長は「長きにわたって発展する素晴らしい公園を目指す」と話した。続いて宮崎吾朗ジブリパーク監督が施設・展示を紹介し、「進行中の2期も完成に向けて力を尽くしていく」と決意を述べた。その後オープニングセレモニーで大村知事、大島社長、宮崎監督、鈴木敏夫スタジオジブリ代表取締役プロデューサーがテープカットを行い、開園を祝った。
 「ジブリパーク」はスタジオジブリ作品の世界を表現した公園施設。旧温水プールを改修した「ジブリの大倉庫」(SRC一部S造2階建て延べ約9600平方メートル)は「天空の城ラピュタ」に登場するラピュタの庭園などを展示・演示する。青春の丘(約0・8ヘクタール)には「耳をすませば」に登場する「地球屋」などを整備。「どんどこ森」(約1・8ヘクタール)は「となりのトトロ」をイメージした昭和の田園景観を創出した。
 整備では施工予定者が設計を支援するECI方式を採用。先行3エリアは20年7月、残る2エリアは21年7月に整備工事に着手した。

テープカット(左から宮崎監督、大村知事、鈴木プロデューサー、大島社長)
あいさつする大村知事


source https://www.decn.co.jp/?p=147458

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