京都スタジアムの完成イメージ(提供:京都府) |
第2期分に選定されたプロサッカークラブ・ブラウブリッツ秋田は今季、3部に当たるJ3で戦っている。J2など上部カテゴリーへの昇格には成績以外にスタジアムの収容人数などで基準をクリアすることが必要になる。今後、「『(仮称)スポーツモールAKITA』を核とした街づくり構想協議会」を立ち上げ、スタジアムの新設を含めた街づくりの構想を取りまとめる。現在のホームスタジアムは入場可能人数4992人のあきぎんスタジアム(秋田市八橋運動公園球技場)。
PwCアドバイザリーは、日建設計の基本設計、東畑建築事務所の実施設計、竹中工務店・公成建設・長村組JVの施工で整備している京都スタジアム(仮称)の運営や並行して進む亀岡駅北土地区画整理事業(京都府亀岡市)を視野に入れ、「京都スタジアム(仮称)に係る官民連携プラットフォーム」を設けて今後の計画を取りまとめる。
東京都中野区は、JR中野駅の北側に位置する「区役所・サンプラザ地区」の再整備事業に関連し、区役所本庁舎とサンプラザ両地区の大街区化を図ってアリーナを組み込んだ1万人収容の「集客交流施設」とMICE(国際的なイベント)を想定したホテル、業務・商業施設、住宅などが入る「多機能複合施設」の建設を計画。「(仮称)中野駅新北口駅前エリアアリーナ整備官民連携協議会」を設置して、事業計画を具体的に検討する。
各協議会にはスポーツ団体や地方自治体、経済界、有識者などが参画。地域特性に応じたスタジアム・アリーナの整備計画をまとめるとともに、地域住民や関係者に対して説明会を開く。第1期公募では大阪市、大津商工会議所、筑波大学、浦建築研究所の4者を選定している。
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