2017年11月22日水曜日

【木になるリニューアル第2弾、近く着工】東急電鉄、池上線旗の台駅を改修

リニューアル完了後の旗の台駅ホームのイメージ
東京急行電鉄は蒲田から五反田まで15駅を結ぶ池上線のうち、旗の台駅(東京都品川区)でリニューアル工事を実施する。多摩産材を使用し老朽化したホーム屋根を一新するほか、待合室を改修して快適に駅が利用できる空間を作る。屋根と待合室のリニューアルに続いて駅舎の改修も計画している。

 池上線の駅改修は戸越銀座駅(東京都品川区)に続くプロジェクト。「木になるリニューアル」事業として木造駅の雰囲気を踏襲しながら、アットホームなデザイン、素材を採用して駅施設を更新する。「平成29年度東京都森林・林業再生基盤づくり交付金事業」に採択されており、事業費補助を受ける。11月中に着工し、2019年春ころの竣工を目指す。設計はアトリエユニゾン。施工者は現在契約手続きを行っている。
現在の旗の台駅ホーム
東急電鉄は池上線沿線で街の魅力を高めるプロジェクトを実施中。池上駅(東京都大田区)で駅舎の改良や駅ビルの開発を実施している。旗の台駅「木になるリニューアル」の情報は同社のWEBサイト「いい街いい電車プロジェクト」で随時発信する。

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