◇知識習得へ現場訪問を◇
コスト設計担当として、主に官庁物件の積算を行っています。積算は会計法や公共建築工事積算基準といった各種基準の理解のほか、仕様や工法・工程など広い知識が必要な業務であると日々実感しています。
特に現場経験の少ない私にとって、仮設計画の検討は一筋縄ではいかない作業です。ストック活用の時代にあるためか、既存運用中の改修工事を担当することが多く、利用者への影響が最小限となる仮設計画をお客様から求められます。
そのため、周辺環境を含めた現地調査や既存運用方法の詳細なヒアリングが不可欠となり、敷地内外の使われ方を十分に把握した上で仮設計画を検討するよう心掛けています。今後も現場知識の習得に向け、現場を見る時間を増やしたいです。また、今年のASSALの活動にも足を運び、皆様から積算業務に対する姿勢を学び取りたいです。
(うえだ・ゆきな)
次回は江島積算の坂本典子さんを紹介します。
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