2017年11月15日水曜日

【JRと京成の二重改札、19年度中に解消へ】成田空港駅変身プロ推進委、機能改善の中間まとめ公表

2020年東京五輪に合わせて、JR成田線と京成本線などが乗り入れる成田空港駅と空港第2ビル駅の改良・改修を検討する「魅力ある成田空港駅への変身」プロジェクト推進委員会は14日、事業の進ちょく状況について中間取りまとめを公表した。成田空港高速鉄道が両駅のホームドア整備を検討することなどを盛り込んだ。

 取りまとめでは、同社が空港第2ビル駅の京成成田空港線のホーム内に多機能トイレを設置することも検討するとした。同駅のJR線の乗降者がJRと京成本線の両方の改札機を通過しなければならない「二重改札」の問題については、19年度中に、入場方向に限られている中央部のJR改札を拡幅し、解消するとした。

 同委員会は20年五輪に合わせて両駅を改善することを目的に昨年度に組織された。JR東日本千葉支社、京成電鉄、成田国際空港会社、成田空港高速鉄道の4社が参画。オブザーバーとして国土交通省と千葉県、成田市が加わっている。

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