2018年の国内建設受注が今年より15%減の133兆ウォンにとどまるとの見通しが示された。来年の住宅売買価格は全国的に小幅下落して、新築住宅の許認可件数と分譲物件量がいずれも減少するなど、「住宅3年好況」が下り坂に入るだろうと予測されている。
韓国建設産業研究院が8日にソウル市で開いた「2018年建設・不動産景気展望セミナー」で明らかにした。
建産研は、国内建設景気が民間住宅受注を中心に本格的な下落傾向に入るだろうとみる。来年の国内建設受注は、今年の受注見通し(156兆5000億ウォン)より23兆5000億ウォン少ない数値となる。歴代最高値だった16年の164兆9000億ウォンをピークに前後3年間持続した受注好調傾向が終わる。
民間受注は91兆3000億ウォンで16.9%減少し、全体の減少傾向を主導すると見込まれる。公共受注は41兆7000億ウォンで10.5%減が見込まれる。来年の政府の社会資本予算案が歴代最大幅である20%、4兆4000億ウォンも削減されたのが大きい。来年の建設投資の増加率も大幅に鈍化(7.0%→0.5%)すると予想した。
建産研のイ・ホンイル経営金融研究室長は「建設受注の下落傾向が来年は本格化し、今後2~3年間は持続するだろう」とし、「19年の不況局面への進入に備えた景気軟着陸防止策が必要だ」と指摘した。
(CNEWS、11月10日)
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