◇キャリアアップや働き方など意見交換も◇
土木技術者女性の会東日本支部(小林千佳支部長)は25日、東京外かく環状道路(外環道)の中央ジャンクション(JCT)関連工事の現場見学会を開いた。
建設中の外環道都内区間(延長約16キロ)のうち、中央道と接続する地下JCTの構築を進める各工区を見学した後、参加者らによる意見交換会を行った。
冒頭、小林支部長は「都心の目玉プロジェクトで、現場も最盛期を迎えている。少しでも多くのことを吸収し、今後に役立ててもらいたい」とあいさつした。
見学会には土木技術者女性の会、東京外環プロジェクトの女性技術者の会のメンバーら40人が参加。関東地方整備局の担当者が事業概要を説明後、各工区の施工を担当する建設会社の女性技術者が現地の状況や作業内容、安全・環境対策などを紹介しながら現場を見て回った。
見学会後の意見交換会では、現場担当の女性技術者が学生時代から進路決定までの経緯のほか、1日の仕事の流れや趣味などプライベートとの両立に向けた取り組みなどを紹介。続いて行われたグループディスカッションでも活発に意見を交換した。
参加者からは「職場ではなかなか話を聞けない内容について知見を得た」「自分の将来像について少し具体化することができた」「目の前に頑張っている先輩がいることを知って力を得た」などといった声が聞かれた。
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