全国建設業協同組合連合会(全建協連、青柳剛会長)は24日、建設業のイメージアップなどを目的に東京モード学園と行ってきた「ユニフォームデザインプロジェクト」の最終審査と表彰式を東京都新宿区の同校コクーンホールで開いた。
「最先端かつ新鮮な誰もが着たくなるデザイン」をテーマとした作業着案497点の中から、男性用と女性用で最優秀賞1点、優秀賞2点をそれぞれ決定した。
最優秀賞に輝いたのは男性部門が森美哉子さん(ファッションデザイン学科2年)、女性部門が鈴木茜理さん(同)の作品。森さんの作品はレーシングスーツのようなイメージを表現。鈴木さんの作品はポケットの位置を左右で変え、アシンメトリーなデザインとしたのが特徴となっている。
審査委員長を務めた宮崎桂日本サインデザイン協会会長は「アイデアと機能性の兼ね合いが考えられていた」と講評した。
受賞後森(写真㊧)さんは「選ばれると思わなかった。うれしい」、鈴木さん(写真㊨)は「(現場で働く人に)ユニフォームが少しでも良いものになれば」と喜びを語った。
優秀賞には、男性部門で荒木絵利加さんと唯野礼菜さん、女性部門で石神りささんと榊莉奈さんの作品がそれぞれ選ばれた。
青柳会長は「おしゃれな作業着があれば、一層楽しく働けそうだ」と新しい作業着のデザインへの期待を述べた。最優秀、優秀賞の受賞作品は試作品を製作し、18年2月15日に発表する。
0 comments :
コメントを投稿