2017年11月27日月曜日

【複合施設に生まれ変わるよ】大浜体育館建替PFI(堺市堺区)、大和リースら8社グループに

 堺市はPFIを導入する「大浜体育館建替整備運営事業」の事業者を大和リースを代表者とするグループに決めた。構成員は梓設計、高橋建築設計事務所、熊谷組、南海辰村建設、堺土建、東急コミュニティー、ルネサンスの7社。

 現体育館(堺区大浜北町5の7の1)より1・5倍広い延べ床面積1万2905平方メートルの新施設を南側隣接地(堺区大浜北町4の3の50)に計画。アリーナや武道館、トレーニング室などを備え、観覧席は現体育館比4・7倍の3048席を確保する。18年4月に設計・建設に着手、21年4月の供用開始を目指す。

 提案コンセプトは「大浜公園リライトプロジェクト」。アリーナなどのほか研修室5室、キッズコーナーを設ける。自主提案施設としてカフェと「あそびとスポーツの融合」をテーマにした、身体を使って遊べる施設を事業者が独立採算で運営する計画。落札価格は79億3227万8000円。

 新体育館はBTO(建設・移管・運営)方式を採用。既存施設の大浜公園野球場と大浜公園テニスコート、大浜公園相撲場、三宝公園野球場、浅香山公園野球場、土居川公園テニスコートは事業者が維持管理・運営を行う。全体の事業期間は36年3月末まで。

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