2017年11月13日月曜日

【回転窓】ふるさとのPRに一役

 15年来の愛車には都内に引っ越す前のふるさとのナンバープレートが付いている。休日だけのドライバーとあって今も都心の交通網に四苦八苦。もたつく運転もこのナンバーのおかげで後続ドライバーは多少大目に見てくれるだろうと勝手に思っている▼2006年に始まったご当地ナンバーもこれまでに29種類が誕生。中でも「富士山」は山梨・静岡両県にまたがる初の地域名表示として注目を集めた。普段見掛けない地域名のナンバーは運転中も目に留まり、「そんな遠方から…長旅お疲れさま」などと車内がその地域の話題になることも▼国土交通省は地域の魅力を発信するナンバープレートの機能に着目し、地元の風景や観光資源を図柄にしたナンバープレートの交付を来年10月ごろ始める。対象に選ばれた41地域がどんな図柄になるのか楽しみ▼図柄入りナンバーには寄付金付きのタイプも。その車が各地を走り地域の魅力を伝えるためにも、交通サービスの改善・利用促進や観光振興などに役立ててもらいたい▼先日、愛車の車検を取り、もう2年の付き合いとなった。図柄はないがふるさとのPRに一役買いたい。


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